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事例紹介
2025.09.02
事例紹介
製品に最適なブリスター包装とは?3種類の特徴と使い分けをご紹介!
ブリスター包装は一見すると似た形状に見えますが、その構造や封入方法、用途により様々です。
製品の価格帯・重量・用途によって、適切な形式を選ぶことが、コスト削減と品質維持のカギとなります。
ここでは、代表的なブリスター包装3種を比較しながら、最適な選び方をご紹介します。
【ブリスター包装の種類と特徴】
項目/種類 | スライドブリスター | シェルパックブリスター | 熱圧着ブリスター |
◎:良い(安価) ↓ ×:悪い(高額) |
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構造 | ブリスターの折り返しに台紙をスライドして包装 | ブリスターを2つ折りで嵌合させ包装 | 台紙とブリスターを圧着機を使用してを熱圧着し包装 |
ロット | 小〜中ロット(数千個から) | 中〜大ロット | 中〜大ロット |
イニシャルコスト (型代等) |
◎金型が安価 | 〇金型が高額 | ×金型の他に圧着治具が必要 |
ランニングコスト (単価、セットアップ費用) |
〇台紙を入れる曲げが必要 | 〇ブリスター2枚分の材料費 | ◎セットアップがすべて自動化 |
セットアップ | ◎ 手作業で簡単 | ○ 手作業でも対応可能 | ×専用シール機による加工が必要 |
改ざん防止 | × 弱い(台紙が抜けやすい) | △ 中程度(物理的に開けにくい) | ◎ 高い(開封時に破損・再封不可) |
特徴 | 比較的安価に製造可能で汎用性に富んでいる | 内容物の視認性が良く、訴求性に長けている | 内容物を完全密閉できるので改ざん防止に長けている |
実際のご相談シーンでは…
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「新商品を販売したいが、初期費用は抑えたい」
→ スライドブリスターでの小ロット対応をご提案。台紙印刷の簡素化でコスト圧縮。 -
「陳列時に視認性を高めて手に取ってもらいたい」
→ シェルパックブリスターを採用し、商品の形状がわかる透明パッケージを設計。 -
「高価格帯の商品なので、開封・改ざん防止が必須」
→ 熱圧着ブリスター+ヒートシール台紙で安心感と信頼性を両立。
最適な仕様を一緒に検討しませんか?
「どのパッケージが自社商品に合うのか分からない」
「コスト・見栄え・防犯性をバランスよく実現したい」
そんなときは、ぜひ私たちにご相談ください。
また、弊社は近隣の協力会社と連携し、ブリスターに必要な【台紙】や外装となる【カートン】も一括してご案内できます。
お客様の製品特性・販売目的・数量に応じて、最適なブリスターをご提案いたします。