
2025.09.17
事例紹介
環境対応パッケージのご紹介
近年ますます高まる環境配慮へのニーズに応えるため、当社ではブリスターパックやクリアケースにおいても、
「環境対応」を意識した素材・形状・印刷仕様 をご提案しています。
石油資源の削減やCO₂排出量の低減はもちろん、製品価値やブランドイメージの向上にもつながるラインナップを取り揃えております。
お客様の製品に最適な仕様を、設計・試作から量産まで一貫してご案内いたします。
1. 材質(Material)
バイオマスPET
サトウキビなどの植物由来成分を一部使用したPET素材です。
石油資源の使用量を減らし、ブランド価値や環境配慮をアピールできます。
申請をすることで指定のバイオマスマークをつけることが可能です。
マークの使用については(公社)日本有機資源協会の公式サイトをご覧ください。
バイオマスマークについて|日本有機資源協会(JORA) (外部サイトに移動します)
再生PET
使用済みPETを再利用したリサイクル樹脂です。
従来の透明感を保ちながらCO₂排出量を削減でき、循環型社会への貢献が可能です。
環境対応材質として幅広く利用されています。
CO₂の排出量は再生PETの使用で約50%~60%削減。(※当社調べによるヴァージンPET比)
マークの使用についてはPETボトルリサイクル推進協議会の公式サイトをご覧ください。
再生PET製品マークについて|PETボトルリサイクル推進協議会 (外部サイトに移動します)
2. 形状(Design)
ブリスター部分を削減→
紙とのハイブリッド化
背面台紙や仕切りを紙素材に切り替えることで、プラスチック比率を大幅に低減できます。
リサイクルのしやすさや環境配慮をアピールできる仕様として、化粧品・雑貨などの商品パッケージに採用されています。
薄肉化設計
強度を維持しながら、樹脂の使用量を削減する設計です。
材料コストの削減や軽量化による輸送効率アップにつながります。
大量出荷や物流コストを意識される製品に最適です。
圧着ブリスターの使用
台紙全体をプラスチック素材で覆う必要が無く必要箇所のみの使用となるためプラスチック使用量の削減につながります。
ブリスターパックの作成は台紙のご用意からセットアップまで承ります。(詳しくはこちらから)
3. インキ(Ink)
バイオマスインキ
植物由来成分を含むインキを使用することで、石油資源への依存を低減します。
申請することでバイオマスマークを表示できるため、環境配慮を分かりやすく訴求可能です。
販促用やギフト用など、印刷を伴うクリアケースにおすすめです。
マークの使用については(公社)日本有機資源協会の公式サイトをご覧ください。
バイオマスマークについて|日本有機資源協会(JORA) (外部サイトに移動します)
環境対応パッケージは、単に「環境にやさしい」だけでなく、
企業姿勢やブランド価値をお客様に伝える有効な手段でもあります。
「自社製品に合う仕様を知りたい」「試作で検討してみたい」などございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
設計から量産まで、最適なソリューションをご提案いたします。