2025.10.18
事例紹介
【初期費用を抑えた金型提案】真空成形用・鋳造型のご案内
■ 金型製作でこんなお悩みはありませんか?
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金型費用が高く、予算に合わない
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製作に数カ月かかり、開発スケジュールが遅れる
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量産前の試作として少量で製造したい
■ 当社のご提案:「鋳造型」で初期費用を抑える
小林パック工業では、真空成形に使用する金型として鋳造型を採用しています。
木型・樹脂型を作成し、アルミ鋳造加工を行うため、
比較的安価に型を製作でき、初期費用を抑えたご提案が可能です。
樹脂型(例) 金型(例)


■ 鋳造型と切削型の比較
| 鋳造型 | 切削型(一般的な金型) | |
|---|---|---|
| 型代 | 約15万円〜 | 約40万円~ |
| 製作期間 | 約2週間〜 | 約1か月前後 |
| 精度 | ±0.5mm程度の誤差あり | 寸法精度が高い |
| 適用形状 | スライドブリスター、インナートレー等 | シェルパック、精度重視品 |
| 耐用ショット数 | 数万ショット(実績) | 数万ショット |
一般的には切削型の使用が多いですが、アルミの材料から形状を1つずつ削るため、その分費用と時間がかかります。
弊社の使用する鋳造型は砂型に溶かしたアルミを流し込み金型を作成する事によって、不要なアルミ部分を使用しないことと、1面単位で型を作成できるため増し型や型の修正が容易になります。

また、当社では金型と併用して使用する、抜型も専属の協力工場である有限会社小林抜型製作所にて製造しています。
この協力体制により、イニシャルコストの削減と迅速な納期での提案が可能になっております。
■ 実際に鋳造型で作成した実績品
【作業工具用スライドブリスター】



【スキンケアセット用トレー】


【チョコレート用トレー】


【工具セット用箱内装トレー】


■ 鋳造型を使用したことで
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型代を約20~30%削減
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試作〜量産までを約4週間短縮
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製品固定性・透明感ともに良好な仕上がりを実現
■ まとめ
鋳造型は、
✅ 初期コストを抑えたい
✅ 開発スピードを重視したい
✅ 中ロット程度で十分
初期コストを抑えつつ、実使用レベルのブリスターを評価したい
といった開発段階のお客様に、鋳造型は非常におすすめです。
少量の試作から量産まで、一貫対応いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。