2025.11.10
お知らせ
【金型、抜型から一貫生産体制】小林抜型製作所のご紹介
当社で製造しているブリスターパックやクリアケースなどの製造に欠かせない「抜型」を専門に製作しているのが、有限会社小林抜型製作所です。
製品の仕上がり精度や量産効率を左右する重要な工程を社内グループで一貫して対応することで、高精度・短納期・安定品質を実現しています。
【小林抜型製作所の主な設備について】
■ レーザー加工機

金属板に高精度で切れ込み(刃型のスリット)を入れる機械です。
レーザー光で木型や鉄板を正確に切断できるため、複雑な形状や細部まで寸法通りに仕上げることができます。
デジタルデータをもとに高精度な加工が可能なため、短納期対応や多品種少量生産にも柔軟に対応します。
→ 高精度・短納期対応に欠かせない主要設備。
■ 自動製図機

抜型の設計図や展開図を、自動で描画・出力する装置です。
CADデータをそのまま紙やボール紙に描けるため、図面の確認や打ち合わせがスムーズに行えます。
手描きと比べて圧倒的に精度が高く、設計ミスの防止や作業効率化に大きく貢献しています。
→ 設計精度の向上と製作スピードアップを実現。
■ 罫線切り機

刃を入れる部分とは別に、折り曲げ用の「罫線(スジ)」を入れるための溝を木型に加工する機械です。
この罫線の位置精度が、パッケージの折りやすさや製品の見た目の美しさを左右します。
常に一定の品質を保つために、熟練の技術者による調整と自動機の精密制御を組み合わせ、安定した罫線品質を実現しています。
→ パッケージの仕上がりを左右する品質管理の要。
■ 自動曲げ機

スチール刃(刃物)を自動で所定の形状に曲げ加工する機械です。
CADデータに基づき、直線・曲線を正確に自動成形することで、手作業に比べて精度・スピードともに格段に向上しています。
複雑な形状の刃も安定した仕上がりで製作でき、安定品質と作業効率の両立を実現します。
→ 複雑形状も正確に成形する高精度オートメーション。
【グループ一貫体制の強み】
今回ご紹介したように、当社では抜型の作成からパッケージの設計、量産までを一貫して対応しています。
外注に頼らずグループ内で完結できるため、
-
短納期での試作・修正対応
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コスト削減
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設計変更時のスムーズな連携
が可能です。
抜型から量産まで一貫対応できるのは、私たちの大きな強みです。
成形品やクリアケース用だけでなく、印刷紙器・段ボール用抜型の製作も承っております。
抜型専門の協力会社・有限会社小林抜型製作所が、用途に合わせた最適な仕様で対応いたします。
お気軽にご相談ください。