SDGsの取り組み
小林パック工業のSDGs宣言
当社は、SDGsの達成に向けた多角的な取り組みを進めています。環境配慮素材やリサイクル素材の採用を推進し、
製品ライフサイクル全体での環境影響を最小化。ユースエール企業の認定。
これらの活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献し、企業としての社会的責任を果たすことを目指しています。
環境配慮素材、
リサイクル素材の採用
当社は、持続可能な環境への取り組みを強化するため、製造されるパッケージにおいて環境配慮素材やリサイクル素材の積極的な採用を推進しています。現在、当社の製品ラインナップの約40%において、これら環境に優しい素材が使用されています。これは、地球の資源を守り、将来世代に美しい自然を残すための私たちの責任と考えています。
私たちは、供給の安定性、コスト効率、そして加工性の良さを重視し、お客様の具体的なニーズに合わせた最適な素材選択をご提案します。この過程では、リサイクル可能な素材の選定だけでなく、製品のライフサイクル全体を考慮した環境影響の最小化を目指しています。また、環境負荷の低減だけでなく、製品の品質や機能性を損なわないよう、厳選された素材のみを使用しています。
環境配慮型素材と
端材リサイクルの取り組み
当社は、製造工程で発生する端材の有効利用と資源の循環を促進するために、シートメーカー、資材回収業者と連携してリサイクル活動を強化しています。現在、当社の生産過程で生じる端材の90%以上が、これらのパートナー企業により効果的に回収され、リサイクルプロセスに再び供給されています。これにより、廃棄物の削減と資源の再利用が促進され、環境への負荷軽減に貢献しています。
特に、一部の特定材質については、供給元であるシートメーカーが直接回収を行い、回収した端材を再びシートとして再生する「ポスト・インダストリアル・リサイクル(PIR)システム」を構築しています。このシステムにより、資源の有効活用が一層促進され、製造プロセスのサステナビリティが向上しています。
当社は、これらの取り組みを通じて、産業廃棄物の削減と資源の持続可能な利用を目指しています。また、環境負荷の低減とリサイクル促進により、循環型社会の構築に貢献することを目標としています。私たちのリサイクル活動は、環境保護だけでなく、経済的にも持続可能な生産活動の実現を目指すものです。今後も、関連企業や地域社会との連携を深めながら、環境への取り組みをさらに強化していきます。
ユースエール企業認定
当社がユースエール企業に認定されていることは、私たちが若者の採用と育成において積極的な姿勢を持ち、優れた雇用管理を実践している証です。ユースエール認定制度は、若者の雇用拡大とキャリア形成の支援を目的としており、厚生労働大臣によってその資格が与えられます。この制度は、若者が働きやすい環境を提供し、企業文化の中で成長し続けられるよう支援する中小企業を対象としています。
当社では、若者が自らの能力を最大限に発揮し、職業的な成長を遂げられるような環境づくりに力を入れています。これには、適切な教育とトレーニングプログラムの提供、メンタリング、キャリア開発の機会の拡大などが含まれます。また、働きやすい職場環境を整備することで、従業員が仕事と私生活のバランスを取りやすくし、長期的なキャリア形成を支えています。
太陽光発電の導入
当社は、環境保護と持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一環として、新潟に位置する本社の社屋屋根にソーラーパネルを設置し、太陽光発電による再生可能エネルギーの利用を進めています。この施策により、当社の運営に必要な電力の一部を、環境に優しい方法で自給自足することが可能となり、脱炭素社会への移行に積極的に貢献しています。
この太陽光発電システムの導入は、エネルギー効率の向上だけでなく、二酸化炭素排出量の削減にも大きく寄与しています。当社では、再生可能エネルギー源の利用拡大を通じて、環境負荷の低減を図りながら、エネルギーの安定供給にも努めています。また、この取り組みは、地域社会やお客様への環境保全活動への意識向上にも寄与し、さらには将来世代への責任ある行動としても位置づけられています。
SDGsとは
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月に国連で採択された2030年までに達成すべき国際目標です。
「誰一人取り残さない」をスローガンに、貧困、気候変動、人種・性差別、働き方などの社会が抱える様々な問題を解決し、世界全体で明るい未来を目指すための17のゴールと169のターゲットで構成されています。